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次亜塩素酸・次亜塩素酸分子水溶液|基礎知識

レナウォーター 使用時の塩素ガス(Cl2)濃度について

次亜塩素酸(HClO)次亜塩素酸イオン(ClO-)同様、塩素ガス(Cl2)も殺菌作用のある有効塩素成分です。塩素ガス(Cl2)は、人体へ有害であり、飛散するため注意が必要であると言われていますが、実際に「どの程度が有害なラインなのでしょうか?」

次亜塩素酸分子水溶液を噴霧したときの塩素ガス濃度

6 畳の部屋に次亜塩素酸分子水溶液レナウォーター  4リットルを 1時間かけて噴霧した。

噴霧溶液 噴霧後塩素濃度
レナウォーター  50ppm 0.01ppm以下
レナウォーター  100ppm 0.01ppm
レナウォーター  200ppm 0.07ppm

上図のとおり、大量に噴霧した場合でも塩素ガス濃度は0.1ppm以下であり、人体に影響がある許容範囲を大幅に下回っていることがわかっています。


 

塩素ガスの許容濃度

厚生労働省 管理濃度 0.5ppm
日本産業衛生学会 許容濃度 0.5ppm
ACGIH TLV-TWA / TLV-STEL 0.5ppm / 1ppm

注)ACGIH : 米国産業衛生専門家会議

 TLV-TWA : 時間加重平均(時間加重平均として示された暴露限界を意味し、ほとんどすべての労働者が毎日繰り返し暴露しても悪影響を受けることがない、通常1日8時間労働または週40時間労働に対しての時間加重平均濃度。)

 TLV-STEL : 短時間暴露限界値(1日のどの15分間の時間加重平均もこの値を超えてはならない。また TLV-TWA を超えない場合でも TLV‐TWA から STEL までの間の高濃度暴露が1日 4 回を超えないこと、及びその高濃度暴露 と次の高濃度暴露との間には少なくとも 60 分の間隔が必要である。)


このように、日常的に次亜塩素酸分子水溶液を使用する際に自然発生する塩素ガス濃度は、注意するラインを大幅に下回ります。

 

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